梅、梅、梅
先日組合に新規入会して頂いた、浜松市在住の方の実家は、天竜川沿いに車で1時間ほど遡った場所に有り、今はだれも住んでいません。梅の古木が有り、収穫してほしいとのご依頼が有り出かけてきました。
草原状態の下草を刈り、梅を収穫、剪定のプロであるゲンパチ師匠が見事、丸坊主一歩手前にまで、刈り込んでくれました。放置状態だった古木がこれで若返ります。私も最初はびっくりしましたが、1年後、2年後の木を見ると正しかった事がわかります。
途中、竜頭の湧水という名水に出会いました。奈良時代から、絶えることなく滾々と涌き続けているそうで、日本アルプスの山中が源水らしいです。守っている方々がいるのですね。顔に付けたらすべすべに!
50kg程も収穫できた梅を、木の持ち主に半分ほど頂いたのは良いのですが、傷だらけになってしまったものは劣化が早いので、時間との勝負ででした。持ち帰って、きれいな部分は梅酒や梅シロップ、梅干に加工したのですが、傷だらけや熟成の進んだものは置いておくと劣化が進みコバエが寄ってきます。
取り合えず、3日3晩かけて、悪い部分を取り除いたものを加熱して、冷凍。さてどうしたものかと考えあぐねたのですが、種を取り除いてピュレー状態にして、梅ゼリーや凍らせて梅シャーベットに。一件落着!ほっ・・・としました。