チャレンジ
能登支援プロジェクト 福幸梅
梅が繋ぐ能登復興支援のプロジェクト
ご存じの方も多いと思いますが、自称ジプシー大工のユウノシンさんは、日本の伝統技術を持つ方です。私がここ伊豆に来る前に、岡山で2か月ほどお世話になった古民家で、夢の企画を形にした、”ホロコロ”と名付けた軽トラの後ろに木で作った幌をかぶせた移動式多機能車を、”U木民”という屋号で制作されていました。その後、インスタなどでもブレイクして、古民家の大工小屋で色々なバージョンのホロコロを仲間の方々と制作されているようです。
今年新年早々の能登半島地震で、高齢のご両親がお住まいの実家が被災され、大変だったのですが、一向に進展しない行政の支援策に頼らずに、復興支援プロジェクトを立ち上げました。放置された梅の収穫をきっかけに立ち上げたプロジェクトは、多くの人々を巻き込み、大きなムーブメントになってきています。
以下、ちょっと長いですが、その推移をまとめたもの、そのままコピーして掲載します。関心のある方、支援にご協力頂ける方は、インスタやLINEグループにお問い合わせください。
[能登福幸梅の推移]
○40年ほど前に珠洲若山町で梅の里構想があった
○その後、それなりに収穫出来て、農協や和歌山のメーカーに使ってもらった
○ここ数年は農家の高齢化で出荷量は激減
○場所の良い畑は松浪の数馬酒造さんが梅酒の梅として管理収穫する様になった
○山間地の畑は放棄状態となり当然ながら無農薬
自家用に少量収穫する程度になった
○能登地震発災
○農家さんの高齢化に加え避難の為収穫、その後の加工が難しく今年の収穫は難しいと予想された
○私は岡山の友人に相談
○友人は複数人に相談
○ひとつは梅をキロいくらかで販売する案
○もうひとつは梅シロップに加工してそれを梅ドリンクとして沢山の人に提供する案
○梅の熟すタイミングもあるので、とりあえず岡山から4名で能登へ行き240キロ収穫して岡山に戻った
○80キロは直接販売して11万円程になった
梅を手に入れた人は随分喜んだ様
○160キロは保健所の許可のある場所で梅シロップに熟し過ぎた物は梅干しに加工
○それとは別に珠洲の塩でつけた梅が20キロある
梅をどうするのか話し合った結果、単に未収穫の梅をレスキューして梅農家さんに代金を渡すことだけが支援では無い!との結論に至り
もっと効果的かつ未来に繋がる動きにしたい!との声から
『ヤオヨロズノヒトムスヒ』と言う名前の団体を立ち上げた
○目的
(今回の梅ドリンクを各地で提供するタイミングでの
見知らぬ人との出会い
または声かけ出来るチャンスを最大限に利用して)
︎忘れ去られようとしている能登の今の惨状を伝える
︎10月5日に珠洲で開催されるキャンパーボランティアと音楽フェスを融合させたイベント「あかりのおと」の宣伝告知
︎今後、何処でも誰でもが被災者となり得る現実に気づいてもらい、その為の助け合うネットワーク作りに参加してもらう
(国や自治体に頼れない事が能登地震で明白となったからには今後は情報や物流、人的サポートや経済までもを包括したネットワークが必要と感じ、その構築に努力する)
梅シロップのドリンクの使い方
○予想で5000杯から10000杯分の梅シロップが出来つつある
○全国の人の集まる場所(マルシェ、音楽フェス、講演会、展示会、他各種イベント)実店舗(飲食店、居酒屋、オーガニックショップなど)に一杯に対しドネーションとして提供してもらう事により能登への復興応援をお願いする
○仮に千円のドネーションで1万杯だと1千万円
5000杯だと500万円の資金が調達出来る
○ボランティアで現地に行かなくても梅ドリンクでドネーションしてもらう事で復興の一員となってもらえる
○YouTuberやインフルインサーと連携して運動を広く知ってもらう(ツーランド、大西つねき、サトリズム、ASKAは依頼済)
○10月5日の「あかりのおと」に向けて告知していく
○8月末から4日間長野で開催される「いのちの祭り」にブース出店(かつては1万人が集うフェスだった)
集まったドネーションの使い道として(行政や各種団体に寄付したのでは行き先が全く見えない)
︎能登へのボランティアの交通費や宿泊費のサポートとして5000円とか1万円を補助
︎来年以降の梅の収穫の為に農家さんにお礼する
︎梅畑や梅の木の手入れの為のボランティア補助金
︎災害ネットワーク構築の為の啓発イベントやSNS発信
︎会の運営資金
今後の展開
○梅ドリンクプロジェクトを来年以降も継続する
○岡山、広島、山口で回転寿司フランチャイズ展開されている「寿司遊館」さんは木村式農法での米作りを推奨されていて寿司のシャリも100%木村式の完全無農薬です
来年から海外に向けて完全オーガニックのおにぎりを輸出するプロジェクトが進んでおり、珠洲の梅を福幸梅ブランドの梅干しとして全量買取して頂く事になりました
○梅畑の手入れ、剪定、収穫、加工の一連の作業の拠点となる古民家を手配する(珠洲市若山町上正力地内)
○作業するボランティア、責任者技術者を移住者、地元含めて募集し、過疎と避難で人口減少に苦しむ被災地に希望を与える
○梅干しに使う塩の確保
○梅干しに使うシソの確保
○他のおにぎりや巻き寿司の具材となる食材の開発や栽培
○宣伝告知イベント開催
○事業達成のためのクラウドファンディングを行う
さらなる展望
○珠洲市では朱鷺の放鳥を復興計画に入れるようです
そうなると広域で農薬を使う事は制限される
木村さんや寿司遊館さんに講演に来てもらうなどして木村式農法を進める事により能登をオーガニックのエリヤにする事は可能かもしれない
○奥能登を代表する宿のランプの宿の社長ともご縁があり、今後の海外富裕層に向けた観光客誘致にとって能登がオーガニックエリアとなる事は魅力的だと思う
○再稼働を模索している志賀原発に対して廃炉の可能性を提言できるほどのエリアとなりたい
「ヤオヨロズノヒトムスヒ」内で物流が起きてその中でのお金の仕組(大西つねき氏監修)が出来れば能登のオーガニックの食材が全国に届けられる
また、同じ様にそれぞれの地域からも相互に経済活動が起きると思われる
食にとどまらず、建物やデザインや衣料や工芸、手工業、IT、教育など世の産業を全て取り込めてしかも搾取の無い新しい経済システムが出来上がるかもしれない
その時にこそ国や行政に頼る事無くさまざまな災害にも対応出来るネットワークが完成する
↓ヤオヨロズノヒトムスヒ インスタです。いいね!やフォローをよろしくお願いします。
https://www.instagram.com/yaoyorozu.no.hitomusuhi/?igsh=MzRlODBiNWFlZA==
GESARA法ついに公的場面に!
やっと真実が表に出てきても大丈夫な時期に来ました。
先ずは都知事選に、“木宮みつき”未来党副代表が立候補して、だまされ続けてきた一般庶民に目を覚まして、自分たちでこの日本から世界を変えていこうという勇気ある発言が表に出てきました。本当は知っていた方も多いかと思いますが、事実を確認しておきましょう!
梅、梅、梅
先日組合に新規入会して頂いた、浜松市在住の方の実家は、天竜川沿いに車で1時間ほど遡った場所に有り、今はだれも住んでいません。梅の古木が有り、収穫してほしいとのご依頼が有り出かけてきました。
草原状態の下草を刈り、梅を収穫、剪定のプロであるゲンパチ師匠が見事、丸坊主一歩手前にまで、刈り込んでくれました。放置状態だった古木がこれで若返ります。私も最初はびっくりしましたが、1年後、2年後の木を見ると正しかった事がわかります。
途中、竜頭の湧水という名水に出会いました。奈良時代から、絶えることなく滾々と涌き続けているそうで、日本アルプスの山中が源水らしいです。守っている方々がいるのですね。顔に付けたらすべすべに!
50kg程も収穫できた梅を、木の持ち主に半分ほど頂いたのは良いのですが、傷だらけになってしまったものは劣化が早いので、時間との勝負ででした。持ち帰って、きれいな部分は梅酒や梅シロップ、梅干に加工したのですが、傷だらけや熟成の進んだものは置いておくと劣化が進みコバエが寄ってきます。
取り合えず、3日3晩かけて、悪い部分を取り除いたものを加熱して、冷凍。さてどうしたものかと考えあぐねたのですが、種を取り除いてピュレー状態にして、梅ゼリーや凍らせて梅シャーベットに。一件落着!ほっ・・・としました。サツマイモ植え付けしました! 瀬織津姫様からのプレゼントかも
不思議なご縁で手に入れたサツマイモの苗300本の植え付けを、雨天にもめげず、ゲンパチ師匠と二人で全て植え終えました。紅東、べにはるか、むらさきそれぞれ100本ずつ、3つの管理畑に分けて植えました。
ひと月ほど前に、ある動画で三島に瀬織津姫をまつる滝川神社という小さな神社があることを知り、三島に行く用事があるときに、ご挨拶に寄ってみました。とても優しい風の流れを感じました。2回目に行った時、帰り道の脇の畑で、サツマイモの苗を作っている地元の農家の方が目につき、ちょうどサツマイモの苗を探していたタイミングでしたので、思わず近寄って話しかけました。JAやスーパーへ出荷しているとのことでしたので、分けて頂けないかとお願いしました。電話番号を交換して、準備が出来たら連絡をくださるとの事、購入しようと思っていた種苗会社のカタログの約1/5の値段でOK!ラッキイ!
3回目に、湯ヶ島を訪問してくれた組合員さんの観光案内を兼ねて三島を訪れ、滝川神社をご案内しようとしていた時に、偶然その方から電話を頂き、今近くにいますという事で、帰りがけに300本のサツマイモの苗を受け取りました。このような不思議な事があるのも、地球の良き変化の前兆かと感謝です。小動物やイノシシ、鹿などに荒らされても、柵のある畑にも植えましたので、秋の収穫が楽しみです。是非食べに来てくださいね。
竹の達人キビを植える!
横浜在住の組合員Tさんが、キビの種持参で新星天城を訪問して下さいました。自然農の経験も長い方ですが、1級建築士の資格を持つプロで、特に竹を使った建築物に関心が深い様です。組合の拠点創りにその技とアイデアを生かして、構想を練って頂いています。
持参したキビの種を、組合の管理畑に植えて頂きました。鶏も開墾のお手伝い!実は、草原状態だった
耕作放棄地を、下準備して提供したのは、ゲンパチ師匠です。
沢山有ったキビを洗って、玄米ご飯を炊く時に一緒に入れてみました。恐る恐る初めて炊いたキビご飯! 翌日三島へ、柿田川湧水と滝川神社に行くときおにぎりにして持っていきました。最高!!キビを始め、アワやヒエ等の雑穀は、栄養価も高く美味しい様です。今後、どんどん取り入れていきます。
バイオトイレ 柳田ファーム
横浜在住の組合員Tさんの誘いで、一緒に埼玉県の柳田ファームを訪問してきました。
微生物の力を使った複合醗酵という技術を使い、普通の水洗トイレに流した糞尿、ペーパーも全てきれいな浄化水に変えて、その水はエナジー水として生き物全てを元気にしてくれます。凄い!
組合でも、これからのビレッジ創りに是非使わせて頂きたいと考えています。